美味しくするヒント

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料理の材料、道具、盛り付けなどについて

私は料理は気楽に自由に作ればよいと思っています。美味しい時間を自分にあげたり、大切な人たちと美味しい時間を一緒に過ごすことがゴールだと思っています。

もし貴方が、料理の経験が少ないのであれば、まずはリラックス。あまり気負わず、簡単なものから試してみてください。美味しいものを作るには技術も必要ですが、素材が良ければあとはほんのちょっと丁寧に作ることで、たいていは美味しくできるものです。そして料理をどうプレゼンテーションする(皿に盛りつけて出す・プレーティングする)かで、美味しさが変わってきます。料理は単に味だけでなく、見た目と香り、そして第一に「楽しむ」という気持ちがそろってこそ完成品となると思います。

私が普段大事に思っていること、気を付けていることが以下の4つです。

  1. なるべく新鮮な材料を使う(別に高価でなくても、有機でなくても大丈夫です。)
  2. 塩、コショウ、調味料、油、酢、しょうゆ、バターなどは良質のものを使う。(以下に良く使うものの写真をあげました。)
  3. 鍋、フライパンなどは長持ちする品質の良いものを使う。
  4. 盛り付けする時の色、見た目と食べやすさ(とりやすさ)を考える。

1の新鮮な材料ですが、ハワイの食材の多くは米国本土(メインランド)から送られてきます。なので、あまり新鮮でないもの、逆に熟れていないものがあります。食材の鮮度と品質はは気にします。材料が良ければ60%はすでに美味しいですから。

2は気を使っています。砂糖、小麦粉など精製されたもの加工品をなるべく使わないようにしています。砂糖の代わりにハニーやメープルシロップ。マーガリンや植物油の代わりに、バター(無塩)、オリーブオイル、アボカドオイルなどを使います。塩こしょうもなるべく質の良いものを使います。

3は料理の器具ですが、鍋はステンレスの良質のもの、フライパンはテフロンですが、新しいものを使います。熱伝導が良ければ早く料理ができるし、焦げ付きがなければ料理がきれいに仕上がります。あと、ナイフは良く切れたほうが良いですね。

4の盛り付けですが、10%は見た目で食べると思ってます。美味しそうに見える盛り付けにするように工夫します。アートみたいで楽しいです。食べてくれる人が食べやすいように盛り付けることも大事です。

そして自分が楽しむことが大切。料理を「つくる」時間を楽しんでください。ビールでもワインでも1杯のみながらリラックスして料理してください。

いろいろと注意点は書きましたが、これも厳格なルールではないので、少しずつ自由に気楽に試してみるといいと思います。失敗したとしても、それは次の料理の経験となりますから。

それでは美味しいひと時を。

jaJA