クワトロスタジオーネ・四季のピザ

ナポリに引っ越して本場のピザ(ピッツア)を食べようということになり、昼間にピザ屋を探した。これは1986年の大昔の話なので、今とは状況が違うだろう。そのころ、ピザは夜にならないと食べれないものだった。

 なぜかというと、ビザのオーブン(大きな窯みたいなの)に火を入れるのは夕方からだからだ。マジか!

どの店にいってもピザはないと鼻であしらわれ(またバカなアメリカ人が来たよ。。。みたいな)、半分ムカつきながら歩いたことを覚えている。  

なのでピザにありつけたある日、これもまた衝撃だった。

ピザを頼んで、うきうきしていたら、目の前には、ぺら~っとした、具も少ない、なんかとてもさみしいものが置かれた。

私はアメリカのどでかいピザに慣れていたので、またしてもカルチャーショック。

アメリカのピザは生地の厚さが2cmくらいあって、その上にこれでもか!ってくらいベーコン、ペペロニ、マッシュルーム、オリーブ、玉ねぎ、でチーズがモリモリにのっかっている。切り分けるとチーズが15cmくらいビヨーンと伸びる。

。。。を想像していたら、目の前のピザは5mmの厚さもなさそうで、その上にトマトソースが申し訳なさそうに塗ってあり、マッシュルーム、ハム、オリーブ、全部片手で数えられるくらいの数しかのってない。勘弁してよ!と思ったが、食べました。

ありえないくらいの美味しさ‼ナポリのピザは美味しい。アメリカのピザは別ものですね。

イタリアのピザはコース料理の中ほどにでてくる。だから量が少ないのかもしれない。

クワトロスタジオーニとは、四季という意味。たいていハム、黒オリーブ、アーティチョーク、マッシュルームがのっている。

ここではピザ生地ではなく、簡単にナンにのっけてみた。

四季のピザ

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コース メイン料理 イタリア風難易度 簡単
人数分

2

人分
準備時間

15

minutes
調理時間

15

minutes
合計時間

30

minutes

基本のトマトソースを使います

材料

  • 1 大きい ナンブレッド(あるいはピザのクラスト)

  • 2 大さじ 基本のトマトソース

  • 3-4 小さい マッシュルーム(スライスする)

  • 3-4 アーティチョークのマリネ

  • 3-4 スライス(枚) プロシュート(生ハムかハム)

  • 2 大さじ 黒オリーブ(スライス)

  • 1/3 カップ ピザ用のチーズ

  • バジルの葉とオリーブオイル

作り方

  • マッシュルームを洗い、スライスする。数分ソテーする。
  • アーティチョークをソテーする。
  • ナンブレッドに、トマトソースを塗り、上に野菜(生ハム以外)とチーズをのせる。
  • 180度のオーブン(トースターオーブン)でチーズが黄金色になるまで焼く15分から20分ほど焼く。
  • 最後に生ハムをのせ、バジルで飾り、オリーブオイルをかける。

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